いとうみ日記

2016-07-04 01:11:00

麻の手ひき、技術の習得へ

こんにちは。
よりひめ&麻糸産みインストラクターのKyokoです。

 

夏越の祓えも過ぎ、7月ですね。
今年も後半スタート、早いわ〜。

 

さて、先月の話にはなりますが、
6月13日、3年ぶりに那須の大麻博物館へ行ってきました!

 

大麻博物館.jpg

 

目的は「麻の手ひき」の技術を学ぶこと。

 

栃木では収穫後、あらゆる工程を経て、発酵させた大麻の茎を剥ぎ取った後、
「麻ひき」という流れになります。

 

「麻ひき」とは、麻はぎした繊維から表皮を取り除く作業のことですね。
今回は、昔ながらの「手ひき」で行いました。

 

麻の手ひき.jpg

 

 

手ひきの技の伝承が途絶えているのも、道具が途絶えていたため。

大麻博物館さんで再現した、新品の麻ひき台を使用させていただきました。

 

こちらの工程は、毎日、木のまな板で料理をしているからでしょうか・・・
リズムや、木にあてて削る感覚など、意外と緊張することなく
楽しく行うことができました。

 

手ひきの精麻.jpg

 

 

こちらは、これからアタマの部分を手ひきするところです。
糸績みの時に大切な「アタマ」は、ここで整えます。

今後も、少しずつ技術を高めていけたらと思います。

 

 

麻ひきで出た、麻の滓は、栃木では「麻垢(オアカ)」と言います。
(地方によって違いがあるそうです)
麻綿や麻スサなどに使うため、川で綺麗に洗って出荷されていたそうです。

 

この日に出た麻垢、コーディネーターの奥野さんが
紙にしたり、雑巾にして床を掃除したり、いろいろ試されたそうですよ〜。
捨てるところがないのが、大麻繊維ですね^^

 

 

今後社団法人にて、よりひめさんや会員さま向けに
「麻の手ひき」の体験の場を作って行けたらと思います♪

 

また、呉服屋さん、古布を扱う専門家の方ともお会いできました。
帯プロジェクトの100人帯について、色々とアドバイスをいただいたり・・・
滞在時間5時間でしたが、盛りだくさんな1日でした。

 

  

 

ご指導いただいた大麻博物館の館長、松本さん、コーディネーターの奥野さん。

ありがとうございました!