いとうみ日記

2015-06-23 14:29:00

自然布からのメッセージ〜100人帯プロジェクト

先日の20日は、5時起きで家族のお弁当を作り、朝一の特急に乗って銀座へ~♪

「銀座もとじ」さんで開催中の『北から南 日本の自然布展』に行ってきました。

初日だったので、シンポジウム「自然布の現状と未来」のお話も聞くことができました。

気合を入れて、一番前の席で(笑)

 

各産地の糸作り、栽培なのか野生なのか、収穫の時期、栽培方法、植物の成長期間、
環境など…それぞれの植物の性質や関わり方を知ることが出来ました。

 

芭蕉布

 

 

宮古上布、遠州の葛布、手紡ぎ木綿布

 

種から織りまでの唯一のおばあちゃんの大麻布
(館長のお師匠さん)

 

 

大麻布の紹介は、大麻博物館の高安館長です♪

 

そして…北から南の素晴らしい自然布(帯や着尺)の紹介の中で、なんと、
100人帯プロジェクト(手績み手織りの大麻布)も紹介していただいたのです!


もう、うるうる。。。

 

 

山形古代布サミットからスタートして、20年間 続いた自然布展は、
今回、北海道から沖縄まで各産地の糸がつながり、初めて銀座という場所で開催されたそうです。

このようなタイミング、様々な思いを重ねて歴史ある自然布展に、
「100人帯プロジェクト」が参加できたことは、本当にありがたいことです。
感謝の気持ちでいっぱいになりました。


帯プロジェクトにご参加いただいた皆さんのお名前(お気持ち)と、
帯(大麻布)の触れた感触もしっかり見て体感してきました。


 

最後に、芭蕉布の平良美恵子さんから、 今回の100人帯プロジェクトについてご興味下さり、
貴重なお話を聞くことが出来ました。


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このように人が集まってひとつの布にしてゆくことは、昔はよくあった風景だった。

貧しくても、お祝い事やご不幸があったら、みんなでその家に集まって助け合った、と。
お金ではなく、人のチカラで。 その時だけのために。

 

それは、「ゆいまーる」の精神。


皆で持ち寄った材料で、神業的に糸の細さもそろう。
お金にはかえられない、人の手技が磨かれる。

 

1枚の布になった時、そこに「誰が」という名前はないと。


「誰が」という名前があるのは、絵や書の世界。

栽培から、糸績みをはじめ、布になるまでには、たくさんの手間と労力があってこそ。
皆が助け合って、1枚の布になる。

 

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今こうして書いていても、涙が出そうです。
大切なメッセージ。糸績みをしているからこそ、より深い部分まで染み渡ります。
今回、みなさんが思いを寄せて1枚の布にする、という経験ができたこと、
仲間と一緒に喜びを分かち合えたこと、今後に活かしてゆきたいと思います。

 

自然布に触れることで、それぞれに感じることもあるでしょう。。。
6月26日(金)まで開催中ですので、
各産地の自然布を、ぜひ実際に体感されてみて下さいね。

 

私は今後、個として表現してゆくと同時に、「私」を超えた活動にシフトしていきそうです*^^*