麻糸village
こんにちは! 手績み大麻糸専門・染織研究家 Kyokoです。
秋分を過ぎ、空には秋特有の雲を見かけるようになりました。 ここ数日は、ハーブコーディアルを飲んで、ほっこりしています。
さて、9月の4連休中に、 「麻糸産み後継者養成講座(初級・1日集中)」を開催しました。 今回も広いお部屋で、ゆったりと。
(黙々と糸績み中~♪)
今回お集まりいただいた受講生さま、 共通しているのは「農」でした。
自然栽培を実践されている方や、 農家さんと繋がりが増えている方も。
私が農に興味をもったのは、東日本大震災の後です。 タネについて学んでいると、いろんなことが見えてきました。 土との繋がりを取り戻すことが大事だと思って、 農スクールに通ったり、シェアファームで栽培したり・・・。 栃木の麻畑を訪ねたのも、この頃でした。 世界のエコビレッジについても、研究していましたね~。
大麻に関しては、法律がありますので、 今はできることを、コツコツと。 将来は大規模栽培ではなく、パーソナルレベルでカルチャーとして、 栽培~糸~布作りができることをビジョンとして持っています。
というのも、績み手の視点ですと、 大量生産はできませんので、その年に績める量で十分だったりします。
素敵な、唯一無二の、手績み大麻糸ができました! みなさん、サクサクと績み紡ぎ、 手際もよく、感心してしまいました。
習得したら、一生使える技ですし、 技術だけではない大切なもの・・・ きっとそれぞれに感じられたかもしれません。
豊かな時間を、ありがとうございました!