こんにちは!
手績み大麻糸専門・染織研究家
Kyokoです。
大晦日となりました。
凍てつくような北風が肌身にしみますが、いかがお過ごしでしょうか。
今年最後の日、2020年の振り返りをしたいと思います。
世界中が様々な影響を受け、変化が大きい一年となりました。
変革の年になると前年に聞いてはいましたが、
まさかこのような事象が起こるとは・・・。
麻糸villageも、試行錯誤の一年でした。
それでも、現実にひとつひとつ向き合い、チャレンジしてきました。
プライベートも含め、少し長くなりますが、
お付き合いいただけましたら幸いです。
1月
約5年間、現代の暮らしの中で、コツコツ績みためた手績み大麻糸。
久しぶりに織りの先生の工房を訪ね、大麻布ストールを製作することに。
織り工程でも大切な「整経」を行いました。
2月
大麻布新生プロジェクト(着尺)の進行を想定して、
「仮筬通し〜結びつけ〜経巻き〜綜絖通し」の手順で進めてゆきます。
どのような布になっていくのか・・・
想像&創造の時間は、とても楽しく豊でした。
そんな中、状況が一変しました。
3月
学校が休校になりました。
織りも、一時的にお休みすることに。
4月開催の麻糸産み講座の延期を決断しました。
楽しみにして下さっていた皆様には、ご迷惑おかけしました。
ご理解とご協力をありがとうございました。
4月
麻糸績みや、日本古来の麻に興味を持って下さった方へ、
お伝えできる方法を模索していました。
麻マスクをきっかけに、creemaに初出店。
作品をご購入いただいた皆様からのメッセージは、
とても励みになり嬉しかったです。
ありがとうございました!
5月
5月開催の麻糸産み講座の延期を決定。
継承する会にて、オンライン化の構想も始まりました。
長引く休校で、子どもの心と体のサポートが続きます。
6月
3ヶ月間の休校期間を経て、ゆるやかに学校がスタート。
単身赴任の夫とは、4ヶ月ぶりに再会できました。
家族のサポートに、注力していた時期です。
7月、8月、9月
皆様のご協力のもと、
延期になっていた麻糸産み講座を再開することができました。
対面ならではの素晴らしさも、改めて実感できました。
お会いできたこと、本当に嬉しかったです。
ありがとうございました!
大麻布ストールの織りも再開。
集中して通いました。
自身で績んだ糸から織り上げた喜びは、
魂の奥深くまで染み渡り、
普遍的真理を体感することができました。
10月
大麻布新生プロジェクトの、追加糸績みをスタート。
染織、民俗学の観点から、現代における大麻布(着尺)制作について
学びが深まりました。
継承する会の支援を受けて、コミュニティ講座の受講開始。
具体的な手法だけではなく、本質を学びます。
様々な分野、取り組みをしている方々に出会い、視野が広がりました。
11月
岩手やまんばプロジェクトさんと共催で、麻糸産み講座を開催。
初めましての方、久しぶりにコアメンバーの方々にお会いできて、
実りある時間を共に過ごすことができました。
ありがとうございました。
コアメンバーの佐藤弓さんのおはからいで、
「女わざ」の森田珪子先生とお会いすることができました。
女わざの活動内容に触れるたびに、とても懐かしく
私の情熱や求めていることの源流がここにあることを
思い出させてくれます。
魂に響く大切な何かを、再確認できた岩手出張となりました。
プライベートでは、子どもたちが数ヶ月間、話し合いを重ね、
無事に修学旅行に行くことができました。
困難を乗り越えた先の笑顔が、とても眩しかったです。
子どもたちの成長は、喜びでもあり感謝の一言に尽きます。
12月
突然に引越しが決まり、怒涛の一ヶ月を過ごしました。
夫の長い単身赴任が解除となったからです。
二拠点生活を一拠点に統合する作業は、予想以上に大変です。
それぞれ慣れ親しんだ習慣を尊重しつつ、再結合する必要があるからです。
物質的にも、かなり手放しました。
とはいえ、今後も流動的な暮らしになるかもしれません。
風の時代らしく、軽やかにしなやかに。
年末年始は、片付け三昧になります。
以上です^^
振り返ると、本当に大切なこと、喜び、やすらぎは何かを
再確認できた一年でした。
あなたにとって、
どんな2020年だったでしょうか?
最後に、
関わってくださったすべての方へ、心より感謝いたします。
2021年以降も、変化変容は続きそうですが、
本当に望む生き方、暮らしを創造していきましょう♪
どうぞよいお年をお迎えください。