こんにちは!
手績み大麻糸専門・染織研究家
Kyokoです。
今年最後の満月は美しかったな〜と思っていたら、
すでに1週間も経っていました。
大麻布新生プロジェクトの糸作り、ついに完成!!
担当の210g中、10gはカスが付着しており繊維として弱いので、
最終的に200gとなりました。
全てを糸枠に巻き終わった時は、思わず
「乾杯〜♪」と言っていました(笑)
自分や、よりひめ仲間たちへの
祝福の気持ちでいっぱいだったようです^^
良い機会なので、データを数値化してみました。
糸の太さは、0.5〜0.8ミリ
200g=162240㎝(約1.7km弱)
「よりひめ®️」約166個分
「よりひめ®️」約166個分というのは、
かなりの驚きでしたね〜。
年末のスケジュールの関係もあり、
最後の30gは、1日10gのハイペースだったのですが、
績み手としての環境を、客観的に知ることができました。
1)精麻の質(素材としての状態)
2)麻打ちの技術
3)麻裂きの技術
この3つが最高の状態で揃っていると、
ストレスなく、するすると績むことができる、
質の高い手績み大麻糸が生み出せる、
ということなんですね。
(2)と(3)は、今後も地道に研鑽しつつ、
(1)の精麻の質(より糸に適した素材)を
来年からは、研究、実践していきたいと思っています。
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さて23日は、皆の糸が集まり、1本にしてフノリをかけます。
(*フノリは経糸のみ)
そのために、糸枠からラップの芯に巻き直したのですが、
ちょっとイメージ違ったわ^^;
これだったら、玉にした方がよいかも〜ということで、
残りの100gは玉にしました。
やはり、自然素材の糸や布は美しいな〜。
(敷物として使用した布は、沖縄の芭蕉布です)
これにて、今年の麻糸作りは終了です。
11月にblogの中でもお伝えした通り、
来年からは染織の分野に注力していきます。
コミットしてから、そのような流れが来ており、
やはり創造は内から始まるのだなあ〜と実感しています。
次回は、フノリかけについて、シェアしたいと思います。
お楽しみに〜♪
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大麻布新生プロジェクト(1)~着尺にチャレンジ!
https://asaito-village.com/191001-yorihime
大麻布新生プロジェクト(2)~糸作りの流れ
https://asaito-village.com/191004-yorihime
大麻布新生プロジェクト(3)~ながら糸績みで、習慣化する
https://asaito-village.com/191017-yorihime
大麻布新生プロジェクト(4)~創造の源は?
https://asaito-village.com/191204-yorihime
大麻布新生プロジェクト(6)~よりひめとフノリかけ
https://asaito-village.com/191223-yorihime
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