麻糸village
こんにちは!Kyokoです。
昨年から、『精麻でひもづくりキット』をご購入されたお客様より、 「長い紐を作る場合、どうしたらいいの?」と、お問い合わせをいただいております。 ここのところ、お問い合わせが増えているので、こちらでご紹介しますね。
糸と違って、紐を繋げていくのは簡単にできます。 文章ですと分かりにくいようなので、画像付きで4つの方法をお伝えします。 ご参考になれば幸いです。
新しく繋げる大麻繊維を重ねて撚りをかける。(一番シンプル&簡単) これで大丈夫?という感じですが、撚りをかけてしまえば繋がります。
大麻繊維のシッポの部分を広げる ↓ 新しく繋ぐ大麻繊維のアタマを包み込んで重ねる ↓ 撚りをかける (1)より、丁寧な感じかな。 繊維の太さを均一にすれば、よりきれいな紐が出来るかと思います。
大麻繊維のシッポの部分を一部、穴をあけるように、ちょとだけ裂く (分かりやすいように、大きめに裂きました) ↓ そこに、新しく繋ぐ大麻繊維のアタマをフックのようにひっかける ↓ 撚りをかける (1)と(2)よりも、しっかり繋がる感じかな。 繋いだところが、ぼこっと段差ができる場合があるので、コツを要します。
糸作りのように糸績みの技を応用して、繋げてから撚りをかける。 糸にする繊維に比べて太さがあるので、多少やり難いですが、一応出来ます。
ただし、紐の場合は(1)〜(3)で繋げられるので、 あえてこの方法でなくてもいいのかな〜と個人的には感じました。 (試したところ、細い紐づくりの場合は、仕上がりがきれいでした)
2本の紐を撚りあわせたもの。 1本の時より、強さが増します。
陶芸をする機会があれば、自作するのも楽しそうですね。 水を入れたボールに重さのあるリングを入れても便利ですよ。
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今回の内容は、私が知っている範囲なので、いろいろ試してみて下さいね。 ひもの太さによっても、仕上がりが違ったり・・・。 重ねる部分をやや長めにすると、安定するようです。
大麻繊維の場合、紐づくりと、糸作りはその行程はもちろん、 出来上がってしばらく使った時の、感触や性能も違います。
詳しいことは、麻糸産み講座でお伝えしております。 糸作りに関しては、やはり実際にやってみないと分からないことも多いんですね。 私も体験して、なるほど〜と理解が深まっていきました。 何を作るのか・・・ 目的によって、作り手さんが使い分けていかれると楽しいと思います♪
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