こんにちは!
手績み大麻糸専門・染織研究家
Kyokoです。
冬は、山々が美しい季節なので癒されます。
春分に向けて、環境を整えたり準備をしたり・・・
子どもからのリクエストで、お守りのお人形を作ったり・・・
如月は、暮らしの中の手仕事を楽しんでします。
さて、個人活動では新たなプロジェクトがスタート!
浴衣に合わせる、手績み手織りの半幅帯を作成します。
大麻ストールは春までに仕上がりそうですが、
こちらの半幅帯は、約1年計画です。
昨年、令和元年度産(栃木)の精麻を取り寄せましたが、
厚みがあり茶色のカスが多い印象でした。
麻も農産物なので、仕入れの束によって
質に違いがでることもありますね。
帯用400g中、200gの精麻を「麻打ち」という工程で、
繊維を柔らかくしました。
![](https://asaito-village.com/wp-content/uploads/2020/02/asaito-blog-138.jpg)
精麻は研ぎ澄ましてありますので、
「麻打ち」の工程で繊維をばらばらにして、
糸作りに適した状態にします。
麻打ちを学んだ最初の頃は、上手くいかない時もあり、
「今日は麻打ちやるぞー!」って気負いもありましたが、
今では家事の合間に行えるほど慣れてきました。
毎回、打った麻を裂いて、績んでみてどうだったのか、
ということを検証しています。
![](https://asaito-village.com/wp-content/uploads/2020/02/asaito-blog-139.jpg)
完成した半幅帯は、有松絞りの浴衣に合わせる予定です。
数十年ぶりに、新調しました。
自宅に市販の麻帯がありますが、どうも蒸れて苦しい・・・。
継承する会のプロジェクトで共同制作した帯は、
とても心地よかったです。
暮らしの中で気軽に纏うのなら、大麻の半幅帯はよさそうです。
こちらのプロセスも、シェアしていきますね。
お楽しみに〜♪
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<お知らせ1>
昨年に続き、今年も「麻打ち」の技術を学べる
「麻糸産み後継者養成講座(上級)」を開催予定です。
日程が決定しましたら、ご案内しますね。
<お知らせ2>
手績み手織りの半幅帯がレンタルできます。
ご興味のある方は、ぜひお試しくださいね。
詳細はこちらです。
あなたと育てる百年帯プロジェクト