手績み手織り・大麻ストール(2)整経から結びつけまで

こんにちは!
手績み大麻糸専門・染織研究家
Kyokoです。

世界中に影響が広がってゆきそうな事象が起こっています。
基本的なこと(うがい手洗い等)を徹底し、
様々な情報も冷静に判断していきたいですね。

さて、織りの工程は
整経→仮筬通し→結びつけ
と進んでおります。

今回は、日本古来の大麻を継承する会で進行中の
「大麻布新生プロジェクト」の段取り確認と、
テスト織りも兼ねているので、
着尺を想定しての手順となっております。

整経は数年前、綿とリネンで練習したことがあるのですが、
久しぶりすぎて、手順を忘れていました^^;
とても大切な工程です。

こちらは整経後、仮筬通しの準備をしているところです。
(先生の手です)
2本の綾棒に、綾を通しています。綾が命!

仮筬通しの途中経過。
地道な作業ですが楽しい〜♪

男巻き布に、糸を均等に結びつけます。
全体のバランスが大切。

……………………………………………………………………………………………………………

ここまで進めてきて感じたことは、
「こんなに糸を触るのねー!」ということ。
当たり前のことかもしれませんが、
初心者にとっては、新鮮なのです。
糸に撚りをかける時(紡ぎ)や、フノリかけの後、
丁寧に整えておいてよかったな〜と思いました。

こうして経験することで、
今後の糸づくりに反映できますね。

次回は「経巻き」です^^

手績み手織り・大麻ストール(1)素材から糸になるまで
https://asaito-village.com/200125-orisome

手績み手織り・大麻ストール(3)経巻き
https://asaito-village.com/200301-orisome

手績み手織り・大麻ストール(4)綜絖通し
https://asaito-village.com/200714-orisome

 

 

関連記事

  1. 自然布からのメッセージ〜百人帯お披露目

  2. 2022年・新年のご挨拶

  3. 精麻でメリークリスマス☆

  4. 浴衣に合わせる・大麻半幅帯(1)麻打ち

  5. 絹と手績み大麻糸の相性は?

  6. 農作物としての視点で

テキストのコピーはできません。