手績み手織り・大麻ストール(4)綜絖通し

この度の令和2年7月豪雨により被災された皆様、
ならびにご家族さまの皆様に
心よりお見舞い申し上げますとともに、
被災地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

こんにちは!
手績み大麻糸専門・染織研究家
Kyokoです。

先日、約4ヶ月半ぶりに、織り教室に行くことができました。
久しぶりに先生やご主人様、先輩方にお会いできて、とても嬉しかったです。

長いこと機をお借りしており、気になっていたのですが、なかなか動けない状況でしたね。
引き続き、感染症対策は行いつつ、
免疫力を暮らしの中で高めていきたいと思います。

さて、織りの工程は、
綜絖通しが終わり、筬通しの途中まで進んでいます。
整経→仮筬通し→結びつけ→経巻き→綜絖通し→筬通し
今日は「綜絖通し」についてレポートしますね。

全体の真ん中に、必要な綜絖がくるようにセットします。
(糸のスレを防ぐため、綜絖は4枚に)
綾の状態を見ながら、糸を綜絖に通していきます。

4本通した時点で、抜けがないか確認します。
こうして、一つ一つのステップを丁寧することが、次に繋がってゆきます。

束にすることで糸が抜けないようにします。
ここでも、結ぶ、解くの繰り返しです。

綜絖通しの工程は、結構好きです(笑)
手績み大麻糸を触っていると気持ちよい!
淡々とした作業は、フロー状態になるので、とても楽しく豊かです。

次回は、「筬通し」になります。

作品のご紹介♪

〜先生の作品(織り途中)〜
バンブー混紡の糸だそうで、さらっとした手触りでした。
完成が楽しみですね〜♪
そして、網代織に興味津々!!
平織で織れるそうなので、織りに慣れてきたらチャレンジしてみたいな。

〜先輩の作品〜
藍で手染めした麻糸を使用し、4種類の濃淡で表現されています。
涼やかで、とっても素敵でした!
私も大麻布の可能性として、
染めも研究していきたいと思っています。

未来メモ

来年以降になりますが、先生をお招きして、
麻糸ビレッジ主催で、「原始機の講習会」を開催できればと思っています。
ご自分で績んだ糸で、何か創れたらいいですね。
自宅に大きな織り機を置けなくても、
可能なスタイルを、ご提案できたらと思っています。

手績み手織り・大麻ストール(1)素材から糸になるまで
https://asaito-village.com/200125-orisome

手績み手織り・大麻ストール(2)整経から結びつけまで
https://asaito-village.com/200210-orisome

手績み手織り・大麻ストール(3)経巻き
https://asaito-village.com/200301-orisome

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