こんにちは!
手績み大麻糸専門クリエイター
麻糸産み講座公認インストラクター
Kyokoです。
最後に、現地で企画してくださった、
弘前市・地域おこし協力隊(岩木地区)の辻村春香さんに
インタビューをしてみました。
本当に迅速な対応と行動力、豊かな知識をお持ちのステキな方です!
なぜ、「麻糸産み後継者養成講座」を弘前市で開催しようと思いましたが?
2022年夏に、岩手県一関市の講座に参加させていただいたことがきっかけです。
受講前、自分の周りのこぎん刺し関係者にこの件についてお話したところ、
「子どもがいるから、泊まりがけで受講できない」
「受講料+旅費は経済的にキツイ」
「宿泊+受講の日程が取れない」
という声がたくさんありました。
私の住む青森県の西地域(津軽こぎん)で要望があるということは、
東地域(南部菱刺し)でも需要がある、と考えました。
受講中に思いきって先生に、
「青森でも出張講座って、できるものですか?」とお訪ねしたところ
出張可能ということだったので、これはやるしかない!と思いました。
職業柄、地域の活動をしているとスターターが少ないと感じています。
青森県に「麻糸産み」を広げるためには、
自分がスターターとして講座を企画するしか方法がない、と思い企画いたしました。
今後はどのようにしていきたいですか?
参加者の方から、いろんな声を聞きました。
初級・中級講座の青森県内での継続的実施の期待の声ももちろんありました。
地域おこし協力隊の期間はもちろん、その期間にできた仲間たちと、
県内での継続的な開催を目指します。
また、麻糸産み講座だけでなく、
日本の麻文化・織物文化に関する映画上映に対する声も上がりました。
上映希望者が弘前市の助成金を申請するための団体人数に達したので、
一緒に上映会を企画する動きも、講座中に始動。
麻糸産みに誘う前に、まずは地域文化と麻のつながりについて知る機会を増やし、
「津軽こぎん(南部菱刺し)素材に関心のある人コミュニティ」を形づくっていきたいと考えています。
コミュニティの仲間で、新しいアクションにつなげられるよう、活動していきたいと考えています。
(写真:真ん中が辻村さん)
今回は弘前市の助成があり、
受講しやすい環境を応援してくださいました。
心より感謝申し上げます。
今後も精一杯、私たちにできることで
お役に立てたら嬉しいです^^
次回は、初夏に開催予定です。
楽しみにしています!!