日本の縞模様を探る

こんにちは!
手績み大麻糸専門・染織研究家
Kyokoです。

今日は七夕(棚機)ですね!

麻糸ビレッジ&アトリエの
NEWプロジェクト
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〜自然の恵と手わざ〜
ハギレが出ない
糸からの
布・服づくり
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いよいよスタートしました!
第一弾は、
「リネン×草木染め」の
縞模様のブラウスです。

いつも手績み大麻糸なので、
久しぶりに紡績糸ですね。

そもそも縞って???
日本に伝わる縞模様を探っていたところ、

縞の定義は二色以上の糸を経と緯、または経緯に一定または不定の間隔をもって織り込んでいった経縞(竪縞、縦縞)、緯縞(横縞)、経緯縞(竪横縞、格子縞)をいうが、さらに織の組織の変化により、型染などで作られた蛇線によるよろけ縞や斜線による斜縞などができた。
また縞のなかや格子の空間に文字や花模様などの入ったものも縞、格子といい、さらに細かい模様が縞状に並んだものも縞と呼ばれた。
(山崎青樹著『草木染 日本の縞』美術出版社 より引用)

このように、「縞」といっても、
その表現は多彩であることがわかりました。

また、「しま」に「縞」の文字があてられたのは、江戸時代後期からとか。
書籍には、日本の縞の成り立ちが語られており、
50点の美しい織見本とともに、染め方の詳細が紹介されています。
ご興味ある方はぜひ!

 

さてさて、日本の縞模様の
子持筋、双子筋、子持大名

などをヒントに、デザインから始めます。
現代の装いでも、よく見る縞模様ではありますが、
色をどうするか、どの植物で染めるのか・・・

色鉛筆で間隔を確認したり・・・。
久しぶりの色鉛筆の感触、なんか楽しいー!
夏の爽やかな縞模様に決定♪

昔の夫のワイシャツのような・笑
(最近はリモートが増えて、スーツの出番が減りました)

20代の頃、フラワーデザインや
インテリア関係(空間デザイン)を学び、
その分野で働いたことがあったので、懐かしく感じましたね。
色、素材や形を組み合わせるのが、好きなんだな〜。

この後、経糸は何本必要か、染め糸の数字も出します。
(計算、まだ慣れない^^;)

次回は、糸染めの予定です。

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