こんにちは! Kyokoです。
11月30日、麻糸産み講座(基礎・1日集中)でした。
新潟、北海道からご参加下さいました。
遠方より、本当にお疲れさまでございました!
お二人とも、実際に糸績みをされて、
手仕事の楽しさを体感されているご様子でした。
その昔、生きてゆくために「衣」が必要で、
植物の繊維を績み〜紡ぎ〜織り〜布を産みだすことが生活の一部でした。
時代の流れによって幸せの価値観が変わってゆき、
糸績みの風景も家庭から消えてしまった、というのが現状です。
今後、どんなに技術が進歩しても、
手仕事の楽しさ、すばらしさは続いていくのではないかな〜
時代によっては、大変な場面もあったかと思いますが、
これからは「心地よい」と感じるままに、自由に軽やかに楽しみましょう。
お二人の手から産まれた、手績み大麻糸。
それぞれに味わいがあって、素敵です!
フラッシュなしにも関わらず、糸が光っていますね。
(写真)
新潟は、越後縮。
『四大麻布』のパンフレットには、
「江戸時代の新潟を代表する産物として広く知られた麻織物」と紹介されています。
越後縮は苧麻になりますが、麻糸産み講座でもお伝えしているとおり、
それぞれの土地の植物と共に、独自の文化が発展してきており、
その技と感性の素晴らしさに心が動かされます。
手績み大麻糸をとおして、創造したり表現することの喜び、
植物との関わり、人との繋がり・・・
いろんなことを感じて、体験して、分かち合ってゆけたらいいな、と思います。
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